マダニについての最新情報!

マダニによる感染症について、日本獣医学会で新しい発表があったそうです。



マダニを介してうつるウイルス病「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」の患者が見つかった13県のうち3県で、地域の飼い犬もウイルスに感染していることが山口大の調査で分かった。犬の散歩道という身近な生活圏にも、ウイルスが潜んでいる証拠だ。


Q.ペットにマダニが付いていたのですが、そのマダニを介してヒトが重症熱性血小板減少症候群にかかることはありますか?

A.ペットに付いているマダニに触れたからといって感染することはありません。ただし、マダニに咬まれれば、その危険性はあります。マダニ類は犬や猫等、動物に対する感染症の病原体を持っている場合もありますので、ペットの健康を守るという観点からも、マダニの駆除を適切に行いましょう。ペット用のダニ駆除剤がありますので、かかりつけの獣医師に相談してください。散歩後にはペットの体表のチェックを行い(目の細かい櫛をかけることも効果的です)、マダニが咬着している(しっかり食い込んでいる)場合は、無理に取らず、獣医師に除去してもらってください。



ノミ・マダニの多くは冬を越せないので、冬が近づくこの季節に子孫の残すためにより吸血しやすくなり動物たちの被害も増えます。

今回の発表で、ペットにもマダニがウイルス(病気)を媒介することがわかり、より予防の大切さを感じました。



予定しておりました「眼の続き」の記事は来週にUPさせていただきます。