歯折した歯の治療 その5
前回の続きです。
「ファイル」という道具で神経を除去した後に、詰め物を入れるためにさらに歯の穴を削ります。
出来た穴に、細菌の増殖を抑える根幹シーラーというものを注入します。
その後、ガッタパーチャポイントという詰め物を挿入していきます。
挿入したものがしっかり奥まで入っているかをレントゲンで確認します。
(下の写真はすべてのガッタパーチャポイントを挿入した後ではなく、形成した穴の確認のためにガッタパーチャポイントを1本だけ挿入した時のレントゲンです。)
しっかり挿入できていることが確認できたら、「グラスアイオノーマセメント」という物で蓋をします。
これには、熱・電気刺激・化学的な刺激を遮断する効果があります。
次回、最終的な被せ物をしていきます。