帝王切開で産まれたM・ダックスの赤ちゃん

先日、夜に急患で来院され、帝王切開で出産したダックスちゃんの親子が健診に来院されました。

受胎した赤ちゃんが2頭と少なく、その分お母さんのお腹の中で大きく育ちすぎて、1頭が産道で引っかかっていました。手術前の超音波検査で1頭の心拍数がかなり低下しており、1頭はダメかもしれないが、もう1頭とお母さんを助けるために緊急で帝王切開を行いました。
結果、赤ちゃん2頭とも無事でお母さんも順調に麻酔から回復し、元気にお家に帰りました。

手術から10日後くらいに健診に来ていただいたのですが、赤ちゃんたちはスクスク大きく育っており安心いたしました。どの動物も子どもを育てるのはとて大変なことだと思いますが、これからも子育てがんばってね、お母さん。