胃の中の異物と食道に詰まった砂肝と壊れたカンシ・・・
1件目は「嘔吐して食欲がない」とのことで来院されたトイ・プードルちゃん。
普通のレントゲンでは異物は確認できなかったのですが、バリウムの検査で異物らしき影があったので、内視鏡での検査・処置になりました。
胃の中の異物
内視鏡から、つまむカンシを挿入し異物を挟んで摘出。
この飼い主さまのブログを教えてもらっていて、時々拝見させていただいてたのですが、バリウム検査から内視鏡そして退院までをリアルタイムに読ませていただいており、飼い主さまのお気持ちが痛いほど伝わってきていました。
「絶対取るぞ!」と気合を入れ処置させて頂き、飼い主さまの愛情も力となり、無事お腹を切らずに取れて良かったです。
2件目はご紹介で来院されたチワワちゃん。
レントゲンなどの検査はすでにしていただいており、犬用おやつの砂肝が食道に詰まっているとのことで内視鏡で取らせていただきました。
ほぼ丸呑み状態でした。
硬くて大きなおやつを与える場合は、きちんと噛んで食べてるかどうかしっかり観察してあげて下さい、もしくは十分小さくしてから与えるなど注意して与えてくださいね。
そしてブログでは載せきれていないのですが、数々の異物をつまんで動物達を苦しみから救ってくれた1代目異物カンシが壊れてしまいました・・・
今までありがとう。
またいつ必要になるかわからないので早速新しい2代目異物カンシを購入。
6万円・・・今度はすぐ壊れないでね!