狂犬病予防接種の季節がやってきました

当院では3月2日より平成23年度の狂犬病予防接種が可能となっております。

ワンちゃんの場合、6月30日までに予防接種(ワクチン)を受けさせる義務がありますので忘れずに接種してあげてくださいね。







ところで狂犬病の集合注射会場で起こった事故のことをご存知でしょうか?



愛知県春日井市が実施した狂犬病の予防注射の会場で、愛犬を中型犬にかみ殺されたのは、市職員らが適切な措置を怠ったためとして、飼い主の男性が市などを相手取り、計約140万円の損害賠償を求める訴訟を名古屋地裁に起こしたことがわかった。

 厚生労働省結核感染症課は、「予防注射会場で犬がかみ殺されるトラブルは聞いたことがない」としている。

 訴状によると、男性の妻が今年4月、同市総合福祉センターで行われた予防注射に、雄のヨークシャーテリア(当時2歳)を連れて行った。料金を支払う際、後ろに並んでいた、5倍の体重差がある雑種の中型犬が首にかみついて振り回し、死なせたという。




という事故がありました。




どこの会場でも起こる危険性は無いとはいえません。


またワンちゃんの多い会場では流れ作業のように注射せざるをえません(1会場あたりの時間が決まっているため)ので、ワンちゃんの体調などを聞いてる時間がなくリスクもあるように思います。


うちの病院では集合注射と同じ金額で接種しておりますので、うちに来院して頂いている飼い主さまには出来るだけ動物病院で接種してもらうようにお話しています。


また当院でワクチン接種していただいた場合は、もしワクチンの副作用などで体調を崩した時には無料で治療させていただいております。


接種する側としても病院で接種させてもらう方が安心ですし、飼い主さま・ワンちゃんにとっても安全だと思います。







狂犬病集合注射参加に伴い、診察時間を変更させていただく日がございます。

またこちらのブログでもお知らせいたしますのでご確認ください。