膀胱破裂の症例
今回は手術の画像などがありますのでご理解の上ご覧下さい(血液や手術などに弱い方は閲覧をご遠慮下さい)
以前の記事にも血液や手術の画像が含まれていることもありますので、はじめての方は過去の記事をご覧頂く場合もご注意下さい(以前の記事には注意書きがありませんのでよろしくお願いいたします)
「元気・食欲がない」とのことで来院されたワンちゃん。
詳しく検査させていただいたところ、膀胱が破れてオシッコがお腹の中にもれていることが判明し緊急開腹手術となりました。
お腹を開けてみると、やはり膀胱の一部が破れており、お腹の中全体に尿による炎症が起こっていました。
破れているところを切り取り縫合して膀胱の手術は終了です。
その後、お腹の中を徹底的に洗浄し閉腹しました。
オシッコは膀胱に留置してある専用のカテーテルから排泄され、手術後3日目にはカテーテルを抜去し自力で排尿出来ることを確認し退院となりました。
膀胱破裂の原因の多くは交通事故なんですが、今回は家の中の子で事故ということはありませんでした。
若くて元気なスタンダード・プードルちゃん(体重20kgくらい)だったので、お家の中で遊んでてお腹を強く打ってしまったんでしょうか?
はっきりした原因はわかりませんでしたが、元気に回復してくれて安心しました。
診察時間変更のお知らせ
2月24日(日)
診察時間を 9:00〜10:30 とさせていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますがよろしくお願いいたします。