角膜の傷 その5

今回の角膜の手術に使用した顕微鏡について



当院には手術専用の顕微鏡はありませんが、市販の実体顕微鏡を手術室にある歯科用レントゲン装置にくっつけて使用しています。


(この写真は実際の手術写真ではなく、うちのネコちゃんのデンタルケア時にご協力いただいて、顕微鏡での手術風景を撮影させて頂いただけのものです、実際の手術時には術衣・手袋・マスクなど着けておりますのでご安心下さい。)


歯科用レントゲン撮影装置が、角度や高さの調節が自由にできるため使い勝手はよいです、そしてなんといっても邪魔になりません。




大学時代の卒業研究では、大学にあった手術用の顕微鏡で白内障の手術をさせてもらってましたが、とりあえず重くて大きく(人より大きく、重さ数百キロでした)使用してない時も場所を取っていて邪魔でした。





当院の顕微鏡の倍率は10倍なので手術用のものと同じくらいですが、値段は数十分の1くらいです。



そうそう使う機会の多い物ではないので、普段は棚の中に収納しておけます。