今年のGW

今年のGWは、タヌキさんが2頭来院しました。

1頭は元気で食欲もあったのですが皮膚炎がひどく、検査してみると「カイセン」というダニが原因でした。

駆虫薬を投与し、元の山に戻っていきました。






もう1頭は、とても痩せており息も荒く衰弱していました。

背中に腫瘍があり検査してみると悪性を疑う細胞が採取されました。





またレントゲンで腫瘍の肺転移が多数確認されました。




比較するため正常な犬のレントゲンです。


予後不良と思われ、血管点滴して様子をみたんですが亡くなってしまいました。



自然界で強く生きている野生動物が、人間に簡単に捕まる場合はたいてい弱っています。

ということは病院に来る時には病気も進行してしまっている場合が多いです。

助けてあげれない場合も多いですが、できるかがりの治療をしてあげたいと思います。