レントゲンのデジタル化
レントゲンをデジタル化する「CR」という新しい医療機器を3月に導入し、少し使い慣れてきたのでご紹介させていただきます。
コニカミノルタ社の机の上に置けるタイプで今まで使用していた現像機よりもだいぶコンパクトです。
専用のカセッテを用いてレントゲンを撮影し、読み取り装置に入れると数十秒でパソコンにレントゲン画像が表示されます。
レントゲン室のパソコンに読み取った画像を、それぞれの診察室のモニター(パソコン)で見ることができます。
診察室1のモニター
超音波診断装置も置いてあるので、せっかくなんで超音波の画像も大きく表示できるように配線してみました。
診察室2のモニター
通常の診察はこちらの部屋をメインに使用しています。マウス専用の台も壁に取り付け操作しやすくしました。
パソコンを診察室に設置したことで、電子聴診器で録音した心臓の音などもこのモニターを通じて飼い主さまに直接聞いてもらえるようになりました。
また、ipadに転送することでパソコンを設置してない手術室でもレントゲンを見れるようになり、スマホだと知り合いの先生に相談する時など持ち運びに便利になりました。
昔ながらのフィルム式レントゲンにも良い所があるんですが、デジタル化することでいろんなメリットがありました。
詳しくは次回に。