レントゲンのデジタル化 その2 

今回はレントゲンをデジタル化することのメリットをいくつかご紹介いたします。


フィルム式のレントゲンではできない便利な機能をご紹介いたします。


1.拡大・縮小 2.濃度・コントラスト調節 3.ネガポジ 4.回転・反転


これらの機能によりレントゲンの撮り直しが減り、撮影者・動物たちの被爆量が軽減されます。




長さを計測することも出来、「VHS」という心臓の大きさの評価も簡単です。





また、レントゲン以外の画像も一緒に管理できるのでありがたいです。


1.レントゲン画像 2.超音波診断装置の画像 3.内視鏡検査の画像 4.大学病院などで撮影して頂いたCT・MRI画像 



その他にもいろんな機能がありますが、機能以外でデジタル化してよかったと感じる点は・・・


冬の寒い夜の急患などでレントゲン撮影する時には、現像機のレントゲンのスイッチを入れレントゲンの現像が出来るまで20〜30分かかってしまうことがありました(通常の診察時間以外は現像機の電源は落としているため、現像液が充分温まるまで現像できないのです)。


それがパソコンだとすぐに画像が確認できるので、飼い主さんや動物さんたちを待たせることが無くなりました。


また、フィルムの保管や月1回の現像液の交換がなくなり、スタッフの負担も減りました。


ちなにみレントゲンがデジタルになったからといって、レントゲンの撮影料金は変わっておりませんのでご安心ください(^^)