チョコレートをたくさん食べちゃったワンちゃんたち

当院に来て頂いてる飼い主さまから「外出中に犬たちがチョコレートを大量に食べてしまった」との連絡があり、夜間に急患として来院してもらいました。

ワンちゃんは2頭でどちらも2〜3kg前後の小型犬です。
はっきりした量はわからないが、かなりの量のチョコレートがなくなっていたそうです。

早速、吐かせる薬を飲ませて10分後くらいに2頭とも無事全部吐いてくれました。

吐いた中にチョコレートの包装紙も入っていました。

どうやらチロルチョコみたいですね。

ここ最近では、お父さんのベルトを食べてしまったワンちゃん、砂利を大量に食べてしまったワンちゃん、針のような金属を食べてしまったワンちゃんと食べてはいけない物を食べてしまって具合が悪くなり来院されるワンちゃんが多かったです。

食欲の秋も終わったのに・・・あんまり変な物は食べちゃダメだよ。




あるサイトにチョコレート中毒について書かれていましたので、以下に載せさせていただきます。



犬のチョコレート中毒

症状
嘔吐や下痢、多尿、興奮、発熱、運動失調、けいれん、発作などの症状がみられ、また腹痛や血尿、脱水を引き起こす場合もあります。ときには、昏睡状態から死にいたることもあります。


原因
チョコレートを大量に食べてしまったことが原因。チョコレートに含まれるテオブロミンによっておこります。
テオブロミンはチョコレートパウダーやシロップなどの製菓用チョコレートや、ココア、コーラ、お茶にも含まれております。犬の体重1kgあたりの致死量は、250〜500mgといわれており、これは製菓用のチョコレートでは20〜40gになります。
犬が口にできるところに、チョコレートを置かないように注意してあげてください。