下顎に出来た悪性腫瘍

今回は手術の画像などがありますのでご理解の上ご覧下さい(血液や手術などに弱い方は閲覧をご遠慮下さい)

以前の記事にも血液や手術の画像が含まれていることもありますので、はじめての方は過去の記事をご覧頂く場合もご注意下さい(以前の記事には注意書きがありませんのでよろしくお願いいたします)










下顎に出来た腫瘍のせいで食事も食べられなくなっていました。



事前の検査で「悪性腫瘍」と診断されているため、生活の質の改善を目的に正常な顎の骨を含めた切除を行いました。




切除した腫瘍




手術終了後 正面




側面




見た目は少し顎が短いくらいでそれほど目立ちません。



手術後数日は食道に入れたチューブより流動食を与え、その後飼い主さまに補助してもらいながら自分で食べれるようになりました。




手術の前に「あきらめる」という選択もあったと思いますが、このワンちゃんの飼い主さまは「出来るだけ楽に過ごさせてあげたい」と手術を決断されました。



その後、悪性腫瘍の転移で亡くなるまで自分でご飯が食べれて大好きな飼い主さまと一緒に過ごすことが出来てとても幸せだったと思います。