前回の続き・・・大腸ポリープの治療

大腸内視鏡検査での組織検査結果が「良性のポリープ」や「炎症性のポリープ」の場合はお薬で治療していくことが多いんですが、ポリープの形状によっては「ポリペクトミー」という方法で治療するケースもあります。


「ポリペクトミー」とは、スネアカンシという金属の輪をポリープに掛けて切り取る内視鏡手術の一つです。



黒いのが内視鏡




金属のワイヤー(青色)をポリープに掛ける




ワイヤーを絞っていきます




最終的にワイヤーに電流を流したりしてポリープを締め切り取ります




ポリープが切断されました、ポリープはその後回収します




当院で行った「ポリペクトミー」の動画です。



人の方だと初期の大腸癌にも適応されることもあるみたいですが、動物では良性のものに限られる処置だと思います。