食道内異物の2症例

今月は内視鏡による検査・治療が4件ありました。

そのうち食道におやつ(ジャーキー)が詰まってしまったワンちゃんを2頭ご紹介いたします。



1件目は「おやつを丸呑みしてから苦しそう」ということで夜間に来院されました。


レントゲンで食道内の異物を確認したため緊急で内視鏡のよる治療を行いました。




食道内に詰まったおやつ




摘むカンシで摘出できたんですが、摘む毎におやつが崩れてしまうため少しずつ摘出し最終的に全部摘出できました。


摘出したバラバラになったおやつ(ジャーキー)




2件目は彦根の動物病院からのご紹介で、同じく食道内異物を内視鏡で摘出させていただきました。


こちらは摘むカンシでは硬すぎて上手く摘出できなかったため、スネアーというワイヤーの輪を引っ掛けて摘出しました。


摘出したジャーキーの塊



1件目は詰まってすぐに処置が出来たため、異物が詰まっていた食道にダメージはほとんどありませんでした。

2件目は詰まってから数日経過していたため、異物が詰まった所の粘膜の血行が悪くなっていました。

異物摘出後も食道炎の治療が必須であり、炎症により食道が狭窄(狭くなる)こともあるため予後は要注意です。




何にかを飲み込んだ後に様子がおかしい場合は、すぐに動物病院に行かれることをおすすめいたします。









お知らせ

ご存知の飼い主さまもおられると思いますが、病院の窓にグリーンカーテンを作成中です。

今年からの試みのため上手くいくか不安もありますが、すくすく成長中です♪