ペットにもピロリ菌 その3

前回の続きです。




超音波検査で胃の出口あたりに異常を認めたため、さらに詳しく検査するために内視鏡検査を実施しました。



症例の胃の出口付近




超音波検査の所見通り、胃の粘膜が肥厚しており凸凹しています。


また、凸凹のせいで胃の出口である幽門が狭くなっていました。


正常なワンちゃんの胃の出口付近




凸凹の部位、正常と思われる部位、十二指腸の組織を採取し、病理検査に出しました。


結果は、「ラセン菌(ピロリ菌)の感染と胃炎」ということでした。





次回は治療について書いてみます。




診察時間 臨時変更のお知らせ


12月8日() 診察時間を 午前9時から10時30分までとさせて頂き、午後からの大阪での超音波診断の研修会に参加させていただきます。

大変ご迷惑をお掛けいたしますが、よろしくお願いいたします。