抜髄根管治療 その2
前回(神経を抜いて詰め物をしました)の続きです。
今回はレジンという物を被せて治療終了です。
ちなみにレジンとは
「虫歯の部分を削った後などに詰める歯科用プラスチックです。レジンは虫歯治療だけではなく、欠けた歯の形態を回復したり、歯に盛り足してすきっ歯を治したり、金属の部分をレジンに置き換えて金属アレルギーの予防や審美的な改善をしたりなど、様々な用途で使用されています。(歯科のサイトより) 」
まずレジンが歯にくっつきやすいようする液を塗布します。
次にレジンの粉をボンドの入った液体で溶かして専用の筆で穴を埋めていきます。
しっかり乾燥し硬くなったら表面を磨いて仕上げていきます。
出来上がり。
レントゲンでも確認
これで将来的に起こりうる問題がなくなります(前回の記事も参照ください)。
動物は「痛い」とは言えませんので、痛みが出る前に早期に治療してあげることが大切だと思います。
今回使用したレジンは、当院に来て頂いている歯科医の飼い主さまに教えて頂いた新発売のすぐれものです。
今までレジンを充填(穴を埋める)するのに、エッジング・プライマー処理・ボンディングなど煩雑な処置が必要でしたが、このセットではそれらを簡単に行うことが出来ました。
この場をおかりしてお礼申し上げます、ありがとうございました!!
このブログも観て頂いているとお聞きしていますので、またアドバイスよろしくお願いいたします。